第11回総合リハビリテーション研究大会

テーマ「総合リハビリテーション−その共通の基盤を求めて−」

期日:1987年6月26日(金)〜27日(土)

会場:東京 国立教育会館

主催:日本障害者リハビリテーション協会

※この回より「総合リハビリテーション研究大会」として再発足。リハ医学会と会期を連続させ、医師の参加を促した。

プログラム

大会会長 太宰博邦

実行委員長 上田敏

副委員長 調一興

小島蓉子

委員 池田勗 大川嗣雄 小川孟 小鴨英夫 澤村誠志 高橋孝文 手塚直樹 名取章一 野沢克哉 野村歓 長谷川元 松井新二郎 松井亮輔 松友了 松村秩 見浦康文 皆川正治 三ツ木任一 村上信 村田信男

基調講演「総合リハビリテーションの理念と課題」上田敏(東京大学教授)

講演

1「精神障害者リハビリテーションの現状と課題−いま何が必要か−」秋元波留夫(日本精神衛生会理事長)

2「療育と教育の接点を考える」高松鶴吉(北九州市立総合療育センター所長)

3「重度障害者の生活自立を支える地域組織化活動」定藤丈弘(大阪府立大学助教授)

4「精神薄弱者の権利擁護」白井俊子(東京都心身障害者福祉センター精神薄弱科長)

5「リハビリテーション工学の進歩」土屋和夫(労災リハビリテーション工学センター所長)

シンポジウム

T「リハビリテーション専門職」

司会 小川孟(横浜市総合リハビリテーションセンター)

1リハビリテーション専門職に関する課題:黒田大治郎(兵庫県西宮児童相談所)

2専門職としてのソーシャルワーカー:筑前甚七(日本ソーシャルワーカー協会)

3リハビリテーション専門職−作業療法士を中心として:寺山久美子(東京都医療技術短期大学)

4リハビリテーション専門職としての理学療法士:松村秩(東京都立医療技術短期大学)

5「専門職」について:石村善助(専修大学)


U「リハビリテーションにおける国際協力」

司会 小島蓉子(日本女子大学)

1世界ろうあ者大会への参加:高田英一(全日本ろうあ連盟)

2視覚障害者の立場から:松井新二郎(日本盲人職能開発センター)

3専門家研修等を通じての国際協力について:松井亮輔(職業訓練大学校)

4政府機関の関連する国際協力:初山泰弘(国立身体障害者リハビリテーションセンター)

5世界の障害者の状況を改善するための国際協力:S.ハンマーマン(国際リハビリテーション協会RI)


V「リハビリテーション政策の展望−IYDP以降を考える−」

司会 板山賢治(日本社会事業大学)

1リハビリテーション専門医の立場から:大川嗣雄(横浜市立大学医学部)

2障害者雇用の動向を中心に:大野智也(身体障害者雇用促進協会)

3国連・障害者の10年、中間年以降の課題を考える:調一興(東京コロニー)

4政策形成過程および実行過程への障害者の参加を中心に:八代英太(参議院議員)

分科会

1「卒業後の進路と福祉的就労」

座長 加藤寛二(東京都立小平養護学校)

手塚直樹(身体障害者雇用促進協会)

1精神薄弱養護学校高等部の卒業後の進路:関口トシ子(東京都立中野養護学校)

2精神薄弱者通所授産施設の実態:中川幸夫(ときわ会あさやけ作業所)


2「障害者とコミュニケーション」

座長 桜井英雄(国立身体障害者リハビリテーションセンター)

1聴覚障害者の立場からのコミュニケーション・手話通訳者の役割:野沢克哉(東京都心身障害者福祉センター)

2聴覚障害者の就職促進と職場適応上の問題:後藤達夫(国立職業リハビリテーションセンター)

3言語概念習得前と習得後の聴覚障害者:植村英晴(国立身体障害者リハビリテーションセンター)

4手話と日本語(口語)の関係:神田和幸(東海産業短期大学)

 

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