第27回総合リハビリテーション研究大会 − 障害者の地域生活支援とリハビリテーション −


7月2日(金) 分科会 14:00〜17:30
 「障害者ケアの介護保険制度への統合 〜技術的課題と対策〜」

(1)「介護保険制度は若年障害者の地域生活をどう変えるか」

 現状の介護保険は、65歳以上の高齢者と40歳以上の2号保険者で15の特定疾病によって介護が必要な状態にある人を対象としている。これらのうち、先行して介護保険を利用している障害者を対象に、その果たしてきたメリットとデメリットを明らかにする。
 そのうえで、今後予想される若年障害者への対象の拡大が、障害者の地域生活にとってどのような影響を及ぼすのか、想定される問題を抽出し意見交換を図る。
 地域生活支援を軸に、若年障害者に焦点をあてながら、当事者、相談支援者、サービス提供者など、それぞれの立場から介護保険を実際に活用していくには、支援サービスとして何が必要か、それを支える技術やシステムはどうあるべきかなどについて検討する。

<コーディネータ> 
      谷口 明広(愛知淑徳大学医療福祉学部)

<シンポジスト>
      岡ノ谷 雅之(横浜市福祉局障害福祉課)
      片野 一之(うしおだ介護支援センター)
      金子 寿(F.L.C.(障害者が地域で主体的に生きる会))
      古畑 英雄(かながわ福祉サービス運営適正化委員会)


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