第27回総合リハビリテーション研究大会 − 障害者の地域生活支援とリハビリテーション −


7月2日(金) 分科会 14:00〜17:30
 「障害者ケアの介護保険制度への統合 〜技術的課題と対策〜」

(3)「精神障害者の自立支援への関わり」

 精神障害者の自立、社会での共生、人権の問題は今日的問題であり、施設入所から地域社会での生活へという動きが活発になってきている。
 こうした状況の中で、支援費の介護保険統合は、歴史的に精神障害が支援費制度に組み込まれていなかったこともあってとくに議論すべき点が多い。
 介護保険制度の中で精神障害者への適切なサービスが提供されるのか、ADL中心に判定される要介護認定システムが精神障害に馴染むのか、種々の要因で症状が変化する精神障害では一律のサービス提供で対応できるのか、さらに今後どんなサービス・施策が必要とされるのか、様々な立場から議論していただき、精神障害者の自立支援に向けたリハビリテーションのあり方について検討する。

<コーディネータ> 
      瀬尾 勲(社会福祉法人 横浜博萌会)

<シンポジスト>
      相澤 みな子(国立精神・神経センター)
      郡司 文雄 (開花館クリニック)
      竹内 知夫 (愛光病院 医療法人弘徳会)
      広田 和子(厚生労働省社会保障審議会障害者部会臨時委員/
              精神医療サバイバー)


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