第27回総合リハビリテーション研究大会 − 障害者の地域生活支援とリハビリテーション −


7月3日(土) 分科会 9:00〜11:30
 「重複障害者の地域生活支援を巡る課題と対応」

(2)「重複障害者の就労 −自閉症と知的障害、高次脳機能障害と肢体不自由の重複を中心に−」

 重複障害者の就労は、単一障害者と共通の基盤に立ちながらも、重度重複固有の問題にも目を向ける必要がある。
 わが国の職業リハビリテーションにおいては障害者の就労保障は主として雇用の促進を原則としてすすめられている。ただ、この原則は単一障害者にはかなりの程度適用できるが、重複障害者に適用するには数々の課題がある。
 重複障害者の雇用をいかにして促進するか、と同時に雇用という働き方を選択しない人々の就労ニーズにどう応えるべきか、論点を明確にして今後の就労保障のあり方を展望する。

<コーディネータ> 
      小川 浩(大妻女子大学人間関係学部)

<シンポジスト>
      稲葉 健太郎(名古屋市総合リハビリテーションセンター)
      佐織 壽雄(富士ソフト企画株式会社)
      鈴木 良英(神奈川県立三ツ境養護学校高等部)
      野中 由彦(高齢・障害者雇用支援機構 障害者職業総合センター)


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