第27回総合リハビリテーション研究大会 − 障害者の地域生活支援とリハビリテーション −


7月3日(土) 分科会 9:00〜11:30
 「重複障害者の地域生活支援を巡る課題と対応」

(4)「常時医療的ケアを要する人たちの地域生活支援」

 平成15年度に始まった支援費制度により、障害者の地域生活への支援サービスプログラムが明確に見え始めてきた。加えて施設入所者の地域移行の具体的な実践もいくつかの県で始まっている。これらの動きは在宅の重症心身障害児者にとっても決して無縁ではなく、彼らの地域生活支援もまた具体的に進めなくてはならない時期にきている。
 重症心身障害児者の生活は医療とは切り離しては考えられない。横浜市ではその医療と福祉がパートナーを組みながら全国に先駆け、彼らの生活の幅を広げ、質を高め、社会参加を進める努力をしてきた。この分科会では医療的ケアの必要な重症心身障害児者に焦点を絞り、なお未だ課題の多い彼らの地域生活支援の更なる条件と課題について、現状報告を交えて意見交換を行う。

<コーディネータ> 
      増渕 晴美 (横浜療育医療センター)

<シンポジスト>
      下山 郁子(ぱざぱネット)
      瀧澤 久美子(横浜市社会福祉協議会 障害者支援センター)
      花井 丈夫(横浜療育医療センター)
      森口 訓博(横浜市立中村養護学校)


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