第32回総合リハビリテーション研究大会


            〜リハビリテーションのいま・そして・交流〜


◎分科会 「リハビリテーションの現状と交流」

8月30日(日) 9:30〜12:00

■グループ1: 「リハビリテーションと障害者の権利」

 
内容:権利条約第26条「ハビリテーション及びリハビリテーション」を日本で実施するにはなにが課題か、障害者自立支援法はリハビリテーションの追い風か逆風か、リハビリテーションは権利か義務か、障害の社会モデルとリハビリテーション、リハビリテーション課程における障害当事者の主体性など

 コーディネーター: 佐藤 久夫 (日本社会事業大学 教授)

 パネリスト:
    奥野 英子 (筑波大学 特任教授)   
      テーマ 「障害者自立支援法とリハビリテーション」

    高橋 流里子 (日本社会事業大学 教授)  
      テーマ 「リハビリテーションと障害者の権利」

    上村 数洋 (NPO法人バーチャルメディア工房 理事長)
      テーマ 「当事者から見たリハビリテーションと就労支援」

    関口 明彦 (全国「精神病」者集団 運営委員)
      テーマ 「精神障害者とハビリテーション」



■グループ2: 「アクセシビリティの確保」

内容:公共の概念形成の中で、アクセシビリティに関しては、リハビリテーションの段階というより、もっと事前にすべきこと、という流れがある。法的に整備が進む各分野から、やはり確保すべき課題を提示し、展開すべき共通理解と、個別への対応に関して、議論を深めたい。

 コーディネーター: 橋 儀平 (東洋大学 教授)

 パネリスト:
    秋山 哲男 (首都大学東京 教授)    
      テーマ 「交通分野での確保すべきアクセシビリティ」

    関根 千佳 (株式会社ユーディット 代表取締役社長)    
      テーマ 「情報と高等教育で確保すべきアクセシビリティ」

    橋 儀平 (東洋大学 教授)
      テーマ 「アクセシビリティ確保のためのインフラ整備」

    河合 俊宏 (埼玉県総合リハビリテーションセンター 相談部 福祉工学担当)
      テーマ 「個別機器支援から見たアクセシビリティ」



■グループ3: 「リハビリテーションと地域生活支援」

内容:現在の障害者の地域生活支援は、全人間的な復権を目指すリハビリテーションを実現するにふさわしい実施状況なのであろうか。障害者自立支援法の行方が見にくい中、障害のある人の諸権利の回復を具体的に実現していくために地域生活支援は、どうあるべきか。相談支援、相談の後の必要な社会資源の整備の課題は?障害福祉計画は策定されたが、その枠組みの中で、地域生活の実現は見通せるのか。第一線の担い手が、あらためてリハビリテーションの視点から、地域生活支援の現状と、あるべき方向性を語る。その際、あらためて、地域におけるケアマネジメントの視点と手法を、当事者、支援者、行政機関、関係者が共有していく必要があることを問いかけたい。

 コーディネーター: 野中 猛 (日本福祉大学 教授)

 パネリスト:
    山本 雅章 (調布市福祉健康部副参事兼障害福祉課長)

    増田 一世 (社団法人やどかりの里 常務理事)

    池並 雪枝 (社会福祉法人啓和会 常務理事)

    四ノ宮 美恵子 (国立障害者リハビリテーションセンター 理療教育・就労支援部就労相談室長)
      テーマ 「高次脳機能障害と家族支援」



■グループ4: 「リハビリテーションと生活機能」
 
内容:生活機能分類(ICF)はリハビリテーションにおいてどのように活用できるのかを把握することをはじめとして、障害者がスポーツを行う実践の場、精神科リハの取り組み、地域における作業療法の役割などの視点から、具体的に事例を挙げていただきながら、生活機能を高めていくための方法、関係者の役割などを明確にしていきたい。

 コーディネーター: 金田 安正 (びわこ成蹊スポーツ大学 教授)

 パネリスト:
    大川 弥生 (国立長寿医療センター研究所生活機能賦活研究部 部長)
      テーマ 「総合リハビリテーションにおけるICFの活用」

    小林 順一 (高知県立障害者スポーツセンター 所長)
      テーマ 「スポーツによるリハビリテーションの関係」(仮)

    先ア 章 (東京福祉大学社会福祉学部 教授)
      テーマ 「医師によるリハビリテーションの関係から」(仮)

    大橋 秀行 (埼玉県立大学保健医療福祉学部作業療法学科 教授)
      テーマ 「地域生活を支援する作業療法」(仮)



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