第39回総合リハビリテーション研究大会

総合リハビリテーションの深化を求めて
〜サービスの利用者が主役になる地域中心の総合リハビリテーション〜

日程:2016年11月5日(土)〜6日(日)

    前夜祭イベント 11月4日(金)

会場:目白大学 (東京都新宿区中落合4-31-1)

総合リハビリテーション研究大会は終了いたしました。ご参加頂きましてありがとうございました。


主催:(公財)日本障害者リハビリテーション協会

実行委員長:松矢勝宏 (東京学芸大学名誉教授、目白大学客員研究員)

協賛:目白大学

 大会参加費

一般:3,000 円、学生:1,000 円(前夜祭は除く)

※介助者等の大会参加費・研修会費は無料。

 後援 (順不同)

内閣府、厚生労働省、文部科学省、国土交通省、経済産業省、 社会福祉法人全国社会福祉協議会、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構、 公益社団法人日本リハビリテーション医学会、日本障害フォーラム、 公益社団法人日本理学療法士協会、 一般社団法人日本作業療法士協会、 一般社団法人日本言語聴覚士協会、 全日本特別支援教育研究連盟、 公益社団法人日本介護福祉士会、 公益社団法人日本社会福祉士会、 公益社団法人日本介護福祉士養成施設協会、 一般社団法人日本社会福祉士養成校協会、 一般社団法人日本社会福祉教育学校連盟、 公益社団法人日本医療社会福祉協会、 一般社団法人障害者雇用企業支援協会、 日本介護福祉学会、日本看護福祉学会、 日本子ども家庭福祉学会、 日本家族研究・家族療法学会、 一般社団法人日本在宅ケア学会、 一般社団法人日本社会福祉学会、 日本社会福祉教育学会、 日本職業リハビリテーション学会、 日本精神障害者リハビリテーション学会、 日本ソーシャルワーク学会、 日本地域福祉学会、 日本福祉文化学会、 日本保健福祉学会、 一般社団法人日本特殊教育学会、 日本発達障害学会、 一般社団法人日本LD学会、 特定非営利活動法人日本自閉症スペクトラム支援協会 日本自閉症スペクトラム学会 東京都、 社会福祉法人東京都社会福祉協議会、 公益社団法人東京都理学療法士協会、 一般社団法人東京都作業療法士会、 東京都言語聴覚士会、 公益社団法人東京都介護福祉士会、 公益社団法人東京社会福祉士会

 生涯学習

日本理学療法士協会認定及び専門理学療法士履修ポイント
日本作業療法士協会生涯教育制度ポイント
日本言語聴覚士協会生涯学習ポイント

 開催趣旨

 今回の研究大会は、障害者・高齢者・生活機能低下のある人が主役となるサービスのあり方を、当事者と医療・教育・職業・介護・福祉・工学など多分野からの参加者がともに考える貴重な交流の場です。昨年の第38回大会は「協働的コミュニケーション」が提案され、利用者を中心とする異職種間サービスの連携・協力で総合リハビリテーションの具体化を探りました。その成果を踏まえ、今年度の第39回大会は、「サービスの利用者が主役になる地域中心の総合リハビリテーション」の実現を掲げ、明日の総合リハビリテーションを築くために、当事者、地域市民、サービスにあたる専門職が集い研究協議をしたいと考えます。

 事務局・お問い合わせ

「第39回総合リハビリテーション研究大会」事務局
〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1 TEL:03-5273-0601 FAX:03-5292-7630
E-Mail:rehab@dinf.ne.jp
(公財)日本障害者リハビリテーション協会内

11月4日(金) 前夜祭

会場:研心館

17:00〜 

第1部:鼎談によるアッピール「障害者福祉のメッカとしての新宿」
  〜日本の国際障害者年から障害者権利条約締結までの歩みを中心に〜

 講師:田中徹二 ((社福)日本点字図書館理事長)
     春田文夫 ((特非)日本障害者協議会理事、総務委員長)
     松矢勝宏 (第39回大会実行委員長)

18:00〜20:00

第2部:学生と若手ワーカーのためのICF研修会

 講師:上田敏 ((公財)日本障害者リハビリテーション協会顧問・元東京大学教授)
     大川弥生 ((国研)産業技術総合研究所 ロボットイノベーション研究センター 招聘研究員)

 ■ 参加費:2,000円、800円(学生) ※総合リハビリテーション研究大会参加者は、1,000円、600円(学生)

 

 大会プログラム

(順不同・敬称略)

11月5日(土)

会場:10号館9階特設会場

10:00
開会挨拶 炭谷茂 ((公財)日本障害者リハビリテーション協会会長)

来賓挨拶 堀江裕 (厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長)

       高原俊幸 (東京都福祉保健局障害者施策推進部長)

       佐藤郡衛 (目白大学学長)

10:30〜12:00
講演 「障害者をめぐる動向」

 講師:
 国際動向 松井亮輔 ((公財)日本障害者リハビリテーション協会副会長)
 国内動向 藤井克徳 (日本障害フォーラム幹事会議長)
 座長: 伊藤利之 ((社福)横浜市リハビリテーション事業団顧問)

12:00〜13:00 休憩 ※昼食時は、学生食堂がご利用いただけます。

13:00〜
特別講演 「当事者の立場から考える自立とは」

 講師:熊谷晋一郎 (東京大学先端科学技術研究センター准教授)
 座長:矢島卓郎 (目白大学人間学部人間福祉学科教授)

14:20〜
基調講演 「サービスの利用者が主役になる地域中心の総合リハビリテーションの実現」

 講師:松矢勝宏 (実行委員長、東京学芸大学名誉教授、目白大学客員研究員)
 座長:松井亮輔 ((公財)日本障害者リハビリテーション協会副会長)

15:20 休憩

15:30〜18:20
シンポジウムⅠ 「共生社会の実現のために〜総合リハビリテーションの発展に期待する〜」

 シンポジスト:
 基調提言者:村木厚子 (前厚生労働省事務次官)
 高齢者領域の提言者:樋口恵子 ((特非)高齢社会をよくする女性の会理事長)
 障害者領域(福祉サービス及び職業リハビリテーション)の提言者:煦苺q子 ((社福)加古川はぐるま福祉会理事長、(特非)全国就業支援ネットワーク前代表理事)
 当事者としての(バリアフリー論を含む)提言者:齊場三十四 (佐賀大学名誉教授、(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構「働く広場」編集委員)
 指定討論者(リハビリテーション医学、ICFモデル等の視点を含む):
 大川弥生 ((国研)産業技術総合研究所ロボットイノベーション研究センター招聘研究員)

 コーディネーター:
 田中雅子 ((公社)日本介護福祉士会前名誉会長)
 松矢勝宏 (東京学芸大学名誉教授、目白大学客員研究員)

18:30〜8:00
  懇親会 会場:学生食堂ポローニア ※会費制(当日払い)

 

11月6日(日)

会場:10号館9階、8階

10:00〜12:30

分科会1  テーマ:支援を必要とする子どもとその家庭への継続的な関わりをめぐって

趣旨:障害のある子どもの発達支援には子どものみならず、家庭への支援を含めた関係領域からの継続的な、 また同時的な支援の必要性がある。支援の関わり方の実際について考えてみたい。

 パネリスト:
 小林芳文 (横浜国立大学名誉教授)
 高橋美雪 (島田療育センター作業療法科長)
 岡正子 (横浜市立桂台保育園園長)
 大崎恵子 (アンダンテの会代表)

 コーディネーター:
 増田まゆみ (東京家政大学家政部児童学科教授)
 愛沢隆一 ((公社)日本社会福祉士会副会長)


分科会2  テーマ:発達障害のある大学生の支援をめぐって

趣旨:近年になり初等・中等教育段階における発達障害のある幼児・児童生徒のみならず、 大学生の支援の在り方の検討や支援の実際についてようやく活発な動きがみられるようになった。 最近の動向から支援の実際と課題について明らかにする。

 パネリスト:
 村山光子 ((学)明星学苑 法人本部企画部企画課長、前学生サポートセンター長)
 西村優紀美 (富山大学教育・学生支援機構学生支援センター副センター長)
 荒木朋依 (目白大学・目白大学短期大学部障がい等学生支援室コーディネーター)
 大学卒業生 (当事者からの提言)

 コーディネーター:
 吉川一義 (金沢大学教授)


分科会3  テーマ:コミュニケーション・意思疎通支援をめぐって(支援機器の活用を含む)

趣旨:障害者権条約で位置づけられたアクセシビリティの保障とICT(情報コミュニケーションの技術) の新技術や支援機器は、日常生活はもとより、教育、労働、リハビリテーション等あらゆる場面で活用されることが期待されるが、 残念ながら必要とする人に届いていない実情がある。 本分科会では、意思伝達に困難をかかえる重度障害者、認知症当事者に対する実践・研究の報告から学び、 参加者の皆さんとその本質に迫りたい。

 パネリスト:
 渡辺崇史 (日本福祉大学健康科学部教授)
 田中勇次郎 (東京都作業療法士会会長)
 日向野和夫 ((株)パシフィックサプライ嘱託)

 コーディネーター:
 薗部英夫 ((特非)日本障害者協議会副代表)


分科会4  テーマ:障害者雇用における差別禁止と合理的配慮等の課題をめぐって

趣旨:今年4月に実施された改正障害者雇用促進法に基づく差別禁止と合理的配慮提供義務について、 半年余り経った現状での課題を整理する。 あわせて平成30年(2018年)施行の精神障害者雇用義務化や、障害者差別解消法の3年後見直しを踏まえ差別禁止と 合理的配慮提供義務の展望を考える。

 パネリスト:
 有村秀一 (トヨタループス(株)代表取締役社長(トヨタ自動車(株)人事部主査兼務))
 成澤岐代子 ((株)良品計画総務人事担当)
 金子鮎子 ((特非)ストローク会副理事長)
 田中伸明 (「厚生労働省改正障害者雇用促進法に基づく差別禁止・合理的配慮の提供の指針の在り方に関する研究会」元委員、
 (社福)日本盲人会連合、弁護士)
 尾崎俊雄 (厚生労働省職業安定局雇用開発部障害者雇用対策課長)

 コーディネーター:
 栗原久 ((一財)フィールド・サポートem.代表理事、日本福祉大学実務家教員)


分科会5  テーマ:介護予防をめぐる今日的課題

趣旨:介護予防事業における運動器や口腔機能向上・栄養改善を中心としたアプローチ、また介護予防・日常生活支援総合事業における栄養改善プログラムや低栄養予防教室、新宿区の「通所型短期集中サービス」に関する実践例などの報告をもとに、現在の介護予防事業の現状や今後の展開について考える。

 パネリスト:
 新井武志 (目白大学保健医療学部理学療法学科准教授)
 小原由紀 (東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科)
 矢野秀典 (目白大学保健医療学部理学療法学科教授)
 成田美紀 (東京都健康長寿医療センター研究所社会参加と地域保健研究チーム)

 コーディネーター:  福島忍 (目白大学人間学部人間福祉学科准教授)

12:30〜13:30 休憩 ※昼食時は、学生食堂がご利用いただけます。

会場:10号館9階特設会場

13:30〜16:00

シンポジウムⅡ 「地域包括ケアと地域実践に関する今日的な課題をめぐって
〜高齢者、障害者、生活機能低下にある人等、サービスの利用者が主役となる地域中心の総合リハビリテーションをめざしている実践から〜」

趣旨:高齢者、障害者、生活機能低下にある人、 すなわちサービスの利用者が主役となる地域中心の総合リハビリテーションをめざしている実践から、 東京及び近県ですぐれた実践を展開している団体等のリーダーをシンポジストに招いて検討したい。

 シンポジスト:
 平川博之 (医学博士、(医)社団光生会理事長)
 内田千恵子 ((公社)日本介護福祉士会前副会長)
 秋山正子 ((株)ケアーズ 暮らしの保健室室長)
 黒澤貞夫 (日本生活支援学会会長、元浦和大学学長)

 コーディネーター:
 黒澤貞夫 (日本生活支援学会会長、元浦和大学学長)
 白井幸久 ((公社)東京都介護福祉士会会長、群馬医療福祉大学短期大学部教授)

次回開催地挨拶

閉会挨拶

 

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