障害者のスポーツは、生きがいや趣味活動としての側面はもちろん、急性期・回復期における治療的な意味での体育訓練から競技スポーツまで幅広い領域を含みます。そのなかで、リハビリテーション・スポーツは医療の段階から社会参加までをつなぐ架け橋と位置づけられます。スポーツを通じて体力や意欲の向上、健康管理、仲間づくりなどを図りながら、次の社会参加を考えるきっかけを提供するツールのひとつであり、まさに総合リハビリテーションそのものであると言えます。今回はリハビリテーション・スポーツの果たす役割を、さまざまな立場の皆さんと考えていきたいと思います。一人でも多くの方にご参加頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
10:00〜10:10
主催者挨拶 (公財)日本障害者リハビリテーション協会副会長 松井 亮輔
10:10〜10:20
開催地挨拶 実行委員長 高岡 徹
10:20〜12:00
講演 障害者をめぐる動向
1.国際状況 松井 亮輔 (公財)日本障害者リハビリテーション協会副会長
2.国内状況 藤井 克徳 日本障害者協議会代表
司会進行 大場 純一 横浜市総合リハビリテーションセンター
12:00〜13:00 昼休み
13:00〜14:00
基調講演 リハビリテーション・スポーツの果たす役割
高岡 徹 横浜市総合リハビリテーションセンター センター長
14:00〜14:15 休憩
14:15〜16:30
シンポジウムI パラリンピック・レガシー
1.パラリンピアンの立場から
大日方 邦子 日本パラリンピアンズ協会会長
2.インクルーシブスポーツ推進の立場から
秋田 浩平 横浜市スポーツ協会企画課長(インクルーシブスポーツ推進担当)
3.障害者スポーツを支援する立場から
松村 洋 横浜ラポールスポーツ課課長
司会進行 田川 豪太 横浜ラポール
16:30
1日目終了
10:00〜10:35
横浜ラポールにおけるリハビリテーション・スポーツの紹介
福田 豊 横浜ラポールスポーツ指導員
10:35〜10:45 休憩・舞台設営
10:45〜11:30
鼎談 スポーツによる社会参加の実現 〜電動車椅子サッカーとの出会い
野田 拓郎 電動車椅子サッカー横浜連絡会会長
三上 勇輝 電動車椅子サッカークラブ「横浜クラッカーズ」(電動車椅子サッカー日本代表)
大場 純一 横浜市総合リハビリテーションセンター
11:30〜12:30 昼休み
12:30〜14:30
シンポジウムII 地域展開するための環境整備
1.医療から地域へ移行の際の課題と工夫
宮嶋利成 千葉県千葉リハビリテーションセンター 主任理学療法士
2.地域への導入実践と課題(西伊豆町)
奥田真美 NPO法人共育庵そな〜れ デイサービスそな〜れ 介護職員
3.地域における活動拡大の実践と課題(世田谷区)
手塚由美 一般社団法人輝水会代表理事
司会進行 小田 芳幸 横浜市総合リハビリテーションセンター
14:30〜14:40 休憩
14:40〜15:40
総合リハビリテーションのあり方
1.災害時から平常時のあり方を考える
矢本 聡 東日本国際大学健康福祉学部教授
2.検討会報告
伊藤 利之 横浜市リハビリテーション事業団顧問
15:40〜15:50
次回開催予定の案内 君島 淳二 (公財)日本障害者リハビリテーション協会常務理事
閉会挨拶 高岡 徹
15:50
閉会