第45回総合リハビリテーション研究大会

―障害者権利条約と総合リハビリテーション―

日時:2023年11月10日(金)〜11月11日(土)

会場:戸山サンライズ2階大研修室(東京都新宿区戸山1-22-1) 会場地図

参加費:一般3,000 円、学生1,000 円

主催:公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会

後援:(順不同)
内閣府、厚生労働省、文部科学省、国土交通省、経済産業省、(福)全国社会福祉協議会、(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構、日本障害フォーラム、(公社)日本リハビリテーション医学会、(公社)日本理学療法士協会、(一社)日本作業療法士協会、(一社)日本言語聴覚士協会、全日本特別支援教育研究連盟、(公社)日本社会福祉士会、(公社)日本精神保健福祉士協会、(公社)日本介護福祉士会、(公社)日本義肢装具士協会

生涯学習:日本作業療法士協会生涯教育制度ポイント
     日本言語聴覚士協会生涯学習ポイント

大会趣旨:
 国連総会で採択された障害者権利条約は、日本においても2014年に批准され、障害分野の全体に広がりつつあります。また、昨年夏には、国連障害者権利委員会によって、日本の権利条約の履行状況が初めて審査され、その結果が総括所見(勧告)としてとりまとめられました。
 権利条約や総括所見に、総合リハビリテーションを重ねた場合にどんな景色が見えてくるのだろう、これにチャレンジしようというのが今研究大会の趣旨です。まずは、リハ関係者を含む参加者に権利条約とその関連動向を正確にお伝えし、そのうえで、権利条約と総合リハビリテーションの対話と交流が深められればと思います。障害観や支援観を今一度振り返り、明日からの実践の着眼点を磨く機会となれば幸いです。

プログラム (順不同・敬称略)
1日目:11月10日(金)

10:00〜10:10
主催者挨拶

 (公財)日本障害者リハビリテーション協会会長

10:10〜11:00
基調講演「わかりやすい障害者権利条約―日常の実践にどう生かす」

 藤井 克徳 (特非)日本障害者協議会代表/大会実行委員長

11:00〜12:00
鼎談 「権利条約がもたらしたもの、もたらすもの」

 田中 伸明 (福)日本視覚障害者団体連合/弁護士/JDF政策委員長

 北村 弥生 長野保健医療大学特任教授

 藤井 克徳 (特非)日本障害者協議会代表

12:00〜13:00 昼休み

13:00〜16:00
シンポジウム1 多様性を認め合う社会に 〜権利条約と総括所見の課題から

パネリスト:
 南 由美子 (一社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会

 土橋 喜人 金沢工業大学教授

 赤松 英知 きょうされん常務理事

 黒岩 海映 弁護士

座長:
 田中 伸明 (福)日本視覚障害者団体連合/弁護士/JDF政策委員長

 増田 一世 (特非)日本障害者協議会常務理事

2日目:11月11日(土)

10:00〜12:00
国内の重要課題に関するセミナー 〜権利条約の視点から日々の取り組みを考える

1.精神障害分野をめぐって

講師:
 岡田 久実子 (公社)全国精神保健福祉会連合会理事長

座長:
 洗 成子 (公社)日本精神保健福祉士協会副会長

2.優生保護法問題をめぐって

講師:
 板原 愛 弁護士/優生保護法被害東京弁護団

座長:
 遠藤 愛 文教大学人間科学部臨床心理学科准教授

12:00〜13:00 昼休み

13:00〜16:00
シンポジウム2 権利条約と総合リハの交流と対話
 〜当事者と専門職が、向き合い、語り合い、明日を展望する

パネリスト:
 高岡 徹 横浜市総合リハビリテーションセンター長

 藤原 久美子 DPI女性障害者ネットワーク代表

 村井 千賀 (一社)日本作業療法士協会 常務理事/
            石川県立こころの病院 認知症疾患医療センター副所長

 家平 悟 障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会 事務局長

座長:
 栗原 久 (一財)フィールド・サポートem.代表理事/日本福祉大学実務家教員

 佐藤 聡 (特非)DPI日本会議事務局長/JDF幹事会議長

16:00〜16:10
次回開催地挨拶

閉会挨拶
 伊藤 利之 (福)横浜市リハビリテーション事業団顧問/
            総合リハビリテーション研究大会常任委員長