第47回総合リハビリテーション研究大会

教育を総合リハビリテーションの観点から考える
〜 特別支援教育とこれからの教育を改革するために 〜


日程 2025年12月20日(土)、21日(日)

会場 戸山サンライズ 2階大研修室 (東京都新宿区戸山1-22-1)

       ○最寄り駅:大江戸線若松河田駅、東西線早稲田駅 <会場地図はこちら(外部サイト)

主催 (公財)日本障害者リハビリテーション協会

大会チラシのダウンロード

 大会参加費

一般:3,000 円、 学生:1,000円

※介助者等の参加費は無料。
※手話通訳、要約筆記、点字資料、テキストデータ(視覚障害・読字障害等のある方)あり

 ◆お申し込み・お問い合わせ◆

<お申し込みについては、こちらのリンクをご覧ください>

「第47回総合リハビリテーション研究大会」事務局
〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1 日本障害者リハビリテーション協会内
TEL:03-5273-0601 FAX:03-5292-7630 E-Mail:rehab@dinf.ne.jp

 後援 (依頼中・順不同)

内閣府、厚生労働省、文部科学省、国土交通省、経済産業省、(福)全国社会福祉協議会、(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構、日本障害フォーラム、(公社)日本リハビリテーション医学会、(公社)日本理学療法士協会、(一社)日本作業療法士協会、(一社)日本言語聴覚士協会、全日本特別支援教育研究連盟、(公社)日本社会福祉士会、(公社)日本精神保健福祉士協会、(公社)日本介護福祉士会、(公社)日本義肢装具士協会、日本職業リハビリテーション学会、全国障がい者生涯学習支援研究会、全国特別支援学校長会、全国特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会、東京都、東京都教育委員会、新宿区、新宿区教育委員会、東京都公立高等学校長協会、東京都中学校長会、東京都公立小学校長会、東京都立特別支援学校長会、東京都特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会

 生涯学習

日本作業療法士協会生涯教育制度基礎研修ポイント
日本言語聴覚士協会生涯学習ポイント

 開催趣旨

 これまで「教育リハビリテーション」の実践は、特別支援教育を含む障害のある子どもの教育について、その役割を果たしてきました。一方、次期学習指導要領に向けた検討では、不登校や不登校傾向の子ども・学習面や行動面で困難を示す子ども・日本語を家であまり話さない子どもなどの増加を受け、多様な児童生徒を包摂し、一人ひとりが全人的に発達し、豊かで幸福な人生を実現する方向性を示しています。
 そこで、障害者権利条約や子どもの権利条約の理念をふまえつつ、今日的な教育課題を総合リハビリテーションの観点からとらえ、社会参加と豊かな人生および共生社会の実現を進めていきたいと考えます。ぜひ、多くの方々のご参加をいただけますよう、お待ち申し上げます。

 大会プログラム (順不同・敬称略)

12月20日(土)

総合司会: 藤野 博(東京学芸大学 教授)       
伏見 明(東京都教育庁 都立学校特任相談役)

10:00〜10:10
主催者挨拶 (公財)日本障害者リハビリテーション協会会長


10:10〜11:20
基調講演「教育を総合リハビリテーションの観点から考える
      〜特別支援教育とこれからの教育を改革するために〜」

      松矢 勝宏(東京学芸大学名誉教授、本大会実行委員長)


11:30〜12:30
鼎談「これからの教育の改革に向けて」

      菊地 一文(弘前大学大学院教育学研究科 教授、全日本特別支援教育研究連盟 副理事長)
      山中 冴子(埼玉大学教育学部 準教授、全国障害者問題研究会 研究推進委員)
      松矢 勝宏(東京学芸大学名誉教授、本大会実行委員長)


12:30〜13:30 昼休み


13:30〜14:10
各コーディネーターからの紹介 4つのセッションの大会テーマとのつながり

 1 「不登校の理解と支援」         伏見 明(東京都教育庁 都立学校特任相談役)
 2 「発達障害の理解と支援の実際を考える」 藤野 博(東京学芸大学 教授)
 3 「進路選択支援の実際と課題」      田中 裕一(神戸女子大学 教授)
 4 「障害者の生涯学習支援の実際」     松矢 勝宏(東京学芸大学 名誉教授)


14:20〜16:05
セッション1「不登校の理解と支援
       〜不登校経験者の報告から学び、支援のあり方を考える〜」

趣旨:近年、不登校の児童生徒数は、増加の一途にある。本セッションは、不登校は、本人にどのような状況をもたらすのかなどについて不登校経験者等の報告を基に捉え、本人が置かれている状況を周囲が理解し、その状況を変えるためにはどのような場や支援が必要なのかなどについて、フロアの参加者とともに考察する。

 話題提供者:不登校経験者(10代大学生)
       不登校経験者(10代大学生)
       不登校・ひきこもり経験者(50代男性)
       不登校経験者の親
       井村 良英(認定NPO法人育て上げネット 執行役員)

 コーディネーター:伏見 明(東京都教育庁 都立学校特任相談役)


16:10〜16:20
次回開催地挨拶

 

12月21日(日)

10:00〜11:45
セッション2「発達障害の理解と支援の実際を考える
       〜本人主体によるサードプレイス(第三の居場所)の実践を通して〜」

趣旨:家庭、学校・職場に次ぐ第三の居場所である「サードプレイス」の意義が今日注目されている。本セッションでは、発達障害のある人々が安心して自分らしく社会参加できる場としてのサードプレイスの実践例を発達障害当事者より紹介し、参加者と意見や情報の交換を行う。

 話題提供者:関根 礼子(当事者、NPO法人ネスト・ジャパン)
       綿貫 愛子(当事者、NPO法人東京都自閉症協会、世田谷区受託事業みつけばハウス)

 コーディネーター:藤野 博(東京学芸大学 教授)


11:45〜12:45 昼休み


12:45〜14:30
セッション3「進路選択支援の実際と課題」

趣旨:小学校入学、高校進学、就職決定は、障害がある人が大きな決断を求められる時期だが、その決定のプロセスにおいて、保護者や教員が当事者の思いや考えをくみ取ることが多く、当事者の意思表明や意思決定の支援が不十分な場合が見受けられる。そこで、進路選択の際の当事者支援の実際と課題、今後の方向性等をディスカッションする。

 話題提供者:当事者(大学生)と親
       当事者(放課後等デイサービス事業所 職員)
       小出 隆司(全国手をつなぐ育成会連合会 副会長、静岡県手をつなぐ育成会 会長)
       関哉 直人(関哉法律事務所 弁護士)

 コーディネーター:田中 裕一(神戸女子大学 教授)


14:40〜16:25
セッション4「障害者の生涯学習支援の実際」

趣旨:この研究大会で初めてテーマとして取り上げる。障害者権利条約の第24条の教育条項では、「障害者を包容するあらゆる段階の教育制度及び生涯学習を確保する」としている。わが国においても学校卒業後の障害者の生涯学習支援施策が進展しつつあるが、最近の支援の実際について取り上げ、そのあり方を共有したい。

 パネルディスカッション1
 「相模女子大学と相模原市との連携によるインクルーシブ生涯学習プログラムの開発と実際」

 話題提供者:武部 正明(相模女子大学 准教授)
       インクルーシブ生涯学習プログラム開発協力チーム(当事者及び学生、卒業生)

 コーディネーター:松矢 勝宏(東京学芸大学 名誉教授)

 パネルディスカッション2 「障害者の生涯学習支援の実際とこれから」
 話題提供者:手塚 由美(一般社団法人輝水会 代表理事)- 地域におけるスポーツ活動
       工藤 傑史(東京福祉大学 専任講師)- 卒業生同窓会による若竹ミュージカル活動
       松矢 勝宏(東京学芸大学 名誉教授)- 特別支援学校卒業生の大学オープンカレッジ

 コーディネーター:藤野 博(東京学芸大学 教授)


16:35〜16:45
閉会挨拶

*プログラムは予告なく変更することがあります

 

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