第26回総合リハビリテーション研究大会

〜重度・重複障害をもつ人々のリハビリテーション〜

2003年10月31日(金)・11月1日(土)
於 国立身体障害者リハビリテーションセンター学院講堂


開催趣旨

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 障害をもつ人々へのリハビリテーションが、日本に導入されてから半世紀が過ぎました。この間、各分野にリハビリテーションサービスは拡大され専門従事者の数も近年急速に増加しましたが、日本のリハビリテーションサービスのレベルは、特に重度・重複障害をもつ人々を含めて、様々な障害のある人々全てのニーズに応えられるものになっているでしょうか。

 「リハビリテーションは身体的・精神的かつまた社会的に最適な機能水準を達成することにより、各個人の人生を自ら変革する手段を提供する目標指向的かつ有限的過程である。(国連・リハビリテーションの定義 1982年)」として、国民の間で機能訓練の意味で定着した<リハビリ>ではなく、重度の障害をもつ人々の人間としての権利を回復し地域生活を実現するリハビリテーションに発展させなくてはなりません。

 21世紀最初の政府や自治体の障害者に関する長期計画は、リハビリテーションとノーマライゼーション理念の具体化を引き続き目指しています。

 再び日本提案により延長された「アジア太平洋障害者の十年」はその行動目標を<すべての人々の為の障壁のない権利に基づいた社会づくり>としています。また国連では「障害者の権利に関する国際条約」の論議が開始されています。そのいずれにおいてもリハビリテーションの保障は主要な課題となっているのです。

 こうした状況下にリハビリテーションの進展を願い、埼玉県で開催する今大会では、「重度・重複障害をもつ人々のリハビリテーション」をテーマとして、国や国際的な施策動向も学び、リハビリテーションサービスに携わるものの、一層の研鑽と交流を図ろうとするものです。


■申込先・問合せ
    第26回総合リハビリテーション研究大会事務局
    162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1
    財団法人日本障害者リハビリテーション協会内
    TEL:03-5273-0601  FAX:03-5292-7630
    http://www.normanet.ne.jp/~rehab/